回想法によるインタビュー
心療回想士が、あなたの自分史制作のお手伝いをします
弊社所属の心療回想士が作成したインタビュー(取材)を受け、質問に答えながら自分史を作成していきます。 文章を書くことが苦手な方でも質問に答えていくだけで、弊社専属のライターがインタビューをもとに執筆し、校正やレイアウトなど本作り全般にわたり自分史(自叙伝)が完成するまでお手伝いいたします。
回想法とは
回想法とは、カウンセリングと同じように技法をあらわす名称です。
“心療回想法”は高齢者へのコミュニケーション・カウンセリング技術を融合させた新しい技術として注目され、認知症の改善やうつ症状の緩和や予防に効果があると、医療・介護分野で期待されています。心療回想法の基本は、懐かしい映像記憶を楽しく言語化することにより、大脳を活性化させることにあります。記憶は映像として残っているのが通常ですので、この映像記憶をうまく引き出すことが効果を高めるコツです。10歳~15歳頃の記憶を刺激することでADL機能(日常生活動作能力)が刺激されますので、ADLの維持または回復といったケースがみられます。
回想法による効果
- 回想法を通じて昔の生活を思い出すことができる
- 失われていた記億の細部がよみがえる(家庭・生活・考え・社会等)
- 過去の記憶が刺激されるので時系列の整理ができる
- 自分が自分であるという意識が明確になり痴呆がやわらぐ
- 自分の人生は価値があったと再認識する
- 現在をよりよく生きることができる
- コミュニケーションにより笑顔が増える
- 気分転換
回想療法を取り入れたインタビュー自分史
自分史はこれまでの人生を振り返り、ご家族・ご親戚の方々へご自身の経験や想いを伝えるものとして、近年注目されつつあります。
その自分史が、インタビュアーと楽しくお話をするだけで作れるという新しい白分史作りは、どなたでも簡単にご白身の本が残せる方法として人気が高まってきております。
弊社では心療回想士(注)の有資格者がお客様の心と体をケアしながら、楽しく制作や会話ができるためのインタビューマニュアルを作成しております。
出生時から現在に至るまで100項目以上の質問事項があり、心療回想士が直接インタビューを行うことにより内容の濃い自分史を作成することはもちろん、お客様が楽しく、また正確に回想できるように質問をしていきます。
弊社ではお客様が昔を回想しやすくするために、次のことに配慮しインタビューいたします。
- お客様に安心感をもってお話していただくため、下から見上げながらお話をうかがう
- お客様の動作 (ジェスチャー) を真似ることで言葉のきっかけをうながす
- 感情的な表現をしたとき、例えば、涙あふれたときはじっと様子を見て感情表現を妨害しない
- 意味不明な言葉表現をそのままの言葉で復唱する
- 言葉に加えられた「感情」を受け止める
またお客様に楽しく正確に回想していただくために、話題にイメージを注入し、次のように五感を刺激する話題を提供し回想をうながしていきます。
- 視覚~若い頃の写真を見ながら
- 聴覚~SLや風鈴の音を聞きながら
- 味覚~柏餅やおせち料理、スイカなど季節の食べ物のイメージをおこしながら
- 嗅覚~柑橘系のにおいや潮の香りなどのイメージをおこしながら
- 触覚~扇風機の風や炭をおこしたり、水仕事などのイメージをおこしながら
インタピューは週に1回1時間程度を目安に、体調面に配慮しながら行います。
インタビューの場所は静かなところであればどこでも結構ですが、基本的には、お客様のご自宅となります。リラックスした状態でお受けになるのが一番効果的ですので、かまえることなく普段通りに会話をお楽しみください。
- 回想法は医療行為ではありません。
従って、必ずしも認知症の予防・改善などの効果が得られるというわけではございません。
回想法・心療回想士の詳細お問い合わせ。
回想法・心療回想士について詳しくは下記にお問い合わせください。
「内閣総理大臣認証法人 日本回想療法学会」
〒300-1514 茨城県取手市宮和田 2832-2
TEL:0297-83-0556 FAX:0297-83-0530
ホームページ→http://www.fureai.or.jp/~psytex/